はんこの素材
象牙
印材といえば、やはり象牙!朱肉のつき方が良く、粘りもある印材です。耐久性に優れているため、掘り返しをしながら世代を超えて使用できます。
柘(つげ)
木質素材の中で最も密度が緻密で、彫刻に適した素材です。古くから印材として使用されてきました。

オランダ水牛
透明感のあるキレイな見た目で、人気の高い印材です。見た目だけでなく、耐久性にも優れています。
黒水牛
ツヤのある黒い見た目が特徴です。木質素材と比較すると強度があり、実用に適しています。
実印、銀行印、認印の違い

実印や銀行印、認印を併用していませんか?
実印・銀行印・認印にはそれぞれ役割があり、印鑑の併用はセキュリティ面から見てもお勧めはできません。それぞれの役割についてご紹介いたします。
実印
市町村役場から印鑑証明書がとれる印のことを、実印と呼びます。住民登録をしている役所に印鑑登録をした時点で、法律的な効力を持ちます。
銀行印
法律的に「銀行印」というものは存在しません。金銭の受け渡しなど、普段の生活で金銭を管理する重要な印を、銀行印と呼びます。
大切な財産管理に使う銀行印こそ、材質のしっかりしたもので作ることをお勧めします。
認印
主に、荷物の受取りの際に使われる印です。実印・銀行印より、ひとまわり小さく作るのが一般的とされています。
はんこのあれこれ

朱肉のつけすぎ注意
「くっきり押したいから」と、ついつい朱肉をつけすぎてはいませんか?
実はそれ、逆効果。軽くポンポンと朱肉を付けるのがポイントです。加えて、『の』の字を書くように圧を加えて捺印すれば上手に押せますよ。
安価なはんこの危険性
捺印文化のある日本において、はんこは個人を証明してくれる重要なものです。大量生産のはんこでは、安全性から見てもあまり良いとは言えません。実印には、世界にひとつだけのはんこを使用しましょう。